感染症サーベイランス
病原体検出状況 統計情報
定点医療機関からの急性呼吸器感染症(ARI)患者報告数は、先週2,475人(70.71/定点)から今週2,417人(69.06/定点)対先週比0.98倍。新型コロナウイルス感染症患者報告数は先週25人(0.71/定点)から今週36人(1.03/定点) 対先週比1.44倍、基幹定点医療機関における新規の新型コロナ入院患者数は先週5人から今週8人。インフルエンザは先週11人(0.31/定点)から今週12人(0.34/定点) 対先週比1.09倍、新規の入院患者数は先週0人から今週1人。インフルエンザによる学級閉鎖の報告0件。伝染性紅斑は先週49人(2.45/定点)から今週38人(1.90/定点)対先週比0.78倍と減少したものの報告数が多い状況が続いています。百日咳の届出は先週39例から今週50例(今年の累計は610例)。定期接種の対象年齢(月齢)に達した乳幼児はすみやかに百日咳抗原含有ワクチンの接種を受けることが重要です。成人を含む小中高生より上の年代においても、長期の咳が持続する場合は百日咳の可能性を念頭において、マスクを着用し、早めに医療機関を受診しましょう。乳児や妊婦が周辺にいる場合は、特に注意が必要です。参考: 厚生労働省「百日咳」