病原体検出状況 統計情報
定点医療機関からの新型コロナウイルス感染症患者報告数は先週83人(1.73/定点)から今週66人(1.38/定点) 対先週比0.8倍、基幹定点医療機関における新規の新型コロナ入院患者数は先週15人から今週25人対先週比1.67倍。インフルエンザは先週49人(1.02/定点)から今週109人(2.27/定点) 対先週比2.22倍、新規の入院患者数は先週4人から今週1人対先週比0.25倍、インフルエンザによる学級閉鎖等の報告は先週6件から今週12件対先週比2倍。百日咳の届出は16例あり、今年の累計がすでに74例となり、病原体検出状況においては百日咳菌提出された百日咳菌6株うち1株がマクロライド耐性菌(MRBP)でした。
一方で、全国の感染性胃腸炎の報告数が、過去5年間の同時期の平均と比較してかなり多い状況となっています。神戸市でも、定点当たり報告数が12.0/定点と増加しています。患者の吐物やふん便には大量のウイルスが排出されるため、汚染された箇所は次亜塩素酸ナトリウムで十分に消毒し、石けんと流水による手洗いをしましょう。
次週(第11週)は3月21日(金)14時公開予定です。