感染症サーベイランス
病原体検出状況 統計情報
定点医療機関からの急性呼吸器感染症(ARI)患者報告数は前週2,291人(65.46/定点)から今週2,167人(61.91/定点) 前週比0.95倍。新型コロナウイルス感染症は前週66人(1.89/定点)から今週72人(2.06/定点)前週比1.09倍。インフルエンザは今週も0人。基幹定点医療機関における新規の新型コロナ入院患者数は今週も2人。インフルエンザ入院患者数は今週も0人(7週連続)。手足口病は前週292人(14.60/定点) から今週283人(14.15/定点)前週比0.97倍。ヘルパンギーナは前週62人(3.10/定点)から今週101人(5.05/定点) 前週比1.63倍と増加しており警報レベルの開始基準値の目安(6/定点)に迫ってきています。ヘルパンギーナは発熱とともに、のどの痛みと水疱が現れる「夏かぜ」の一種で、乳幼児を中心に、夏に流行します。感染してから2~4日後に、突然の発熱に続いて、のどに痛みと水疱が現れます。発熱は1~3日続き、食欲不振、全身のだるさ、頭痛などを起こします。一般的に経過は良好で、2~3日以内に回復します。しかし、合併症として、熱性けいれん、脱水症、小児ではまれに髄膜炎や心筋炎などの注意が必要です。予防と対策として、日頃から手洗い・うがい・症状がある人は可能な範囲でマスクを着用する等の感染対策を生活習慣にすることが大切です。発症後4週間後頃までは便からウイルスが排泄されるため、発症した乳幼児のおむつ交換後は、流水と石けんでしっかりと手洗いをしましょう。 参考:厚生労働省「ヘルパンギーナ」