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月報2023年02月 公開日:2023年03月16日

2023年2月の性感染症(STD)定点からの報告数は、性器クラミジア感染症47件、性器ヘルペスウイルス感染症16件、尖圭コンジローマ9件、淋菌感染症16件です。性器クラミジア感染症の患者が最も多く、過去6か月と比較して増加傾向、先月との比較では横ばいです。

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週報2023年第10週 公開日:2023年03月16日

市内医療機関からの新型コロナウイルス感染症患者の届出は前週767件から今週586件(うち発生届150件)対先週比0.76倍と減少傾向が続いています。インフルエンザは定点あたり患者報告数が先週11.77から今週は11.17と横ばいで、各区の学校園から学級閉鎖の報告が続いています。引続き感染対策の徹底をお願いします。
一方で、感染性胃腸炎の報告は今年第2週以降、定点あたり患者報告数が5以上と高い値が続いており、複数の医療機関で集団感染が報告されています。感染性胃腸炎の感染拡大防止には、汚染された箇所を十分に消毒することが重要です。感染性胃腸炎の原因の1つであるノロウイルスにはアルコールが効きません。汚染物の処理時は使い捨てのエプロン、マスク、手袋を着用し汚物中のウイルスが飛び散らないように、ペーパータオル等で静かに拭き取った後、次亜塩素酸ナトリウムで消毒し、集団感染を予防しましょう。

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週報2023年第09週 公開日:2023年03月09日

市内医療機関からの新型コロナウイルス感染症患者の届出は前週1,130件から今週767件(うち発生届180件)対先週比0.68倍と減少傾向が続いています。インフルエンザも定点あたり患者報告数が先週15.71から今週は11.77対先週比0.75倍と減少傾向ですが、各区の学校園から学級閉鎖の報告が続いています。引続き感染対策の徹底をお願いします。3月13日以降マスクの着用は個人の判断に委ねることになりますが重症化リスクの高い方への感染を防ぐため医療機関受診時や訪問時等にはマスクの着用が推奨されます。詳細は厚労省ホームページ「マスクの着用について」https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kansentaisaku_00001.html 一方で今週も梅毒の報告が3例あり、今年に入り30例(昨年同時期の約1.8倍)となりました。参考:神戸市HP

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週報2023年第08週 公開日:2023年03月02日

市内医療機関からの新型コロナウイルス感染症患者の届出は前週1,779件から今週1,130件(うち発生届248件)対先週比0.64倍と減少傾向が続いています。インフルエンザは定点あたり患者報告数が先週17.67から今週は15.71と減少しました。一方で今週、後天性免疫不全症候群(AIDS)の報告が5カ月ぶりに1例、梅毒の報告が5例あり、梅毒は今年に入り27例(昨年同時期の1.8倍)となりました。
梅毒は主に感染者との性的接触により感染し、気づかないまま病気が進行し、他の人に感染させていきます。保健所ではHIV、梅毒等の無料・匿名検査を実施していますので、心配な時は検査を受けましょう。すでに症状がある方は皮膚科・感染症内科・泌尿器科・産婦人科等を受診しましょう。

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月報2023年01月 公開日:2023年03月02日

2023年1月の性感染症(STD)定点からの報告数は、性器クラミジア感染症46件、性器ヘルペスウイルス感染症14件、尖圭コンジローマ13件、淋菌感染症12件です。性器クラミジア感染症の患者が最も多く、全体の傾向としては、過去6か月と比較して増加傾向です。

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週報2023年第07週 公開日:2023年02月23日

市内医療機関からの新型コロナウイルス感染症患者の届出は前週2,798件から今週1,779件(うち発生届338件)対先週比0.64倍と減少傾向が続いています。インフルエンザは定点あたり患者報告数が先週18.04から今週は17.67とやや減少しました。一方で今週も梅毒の報告が6例あり、今年に入り22例(昨年同時期の1.8倍)となりました。約3分の1は性風俗産業利用歴も従事歴も無の方です。梅毒は主に感染者との性的接触により感染し、自分でも気づかないまま病気が進行し、気づかないまま他の人に感染させていきます。心配な時は検査を受けましょう。保健所では無料・匿名検査を実施しています。すでに症状がある方は皮膚科・感染症内科・泌尿器科・産婦人科等を受診しましょう。参考:神戸市ホームページ「エイズ・性感染症 無料・匿名検査」

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週報2023年第06週 公開日:2023年02月16日

市内医療機関からの新型コロナウイルス感染症患者の届出は前週3,713件から今週2,798件(うち発生届481件)対先週比0.75倍と減少傾向が続いています。インフルエンザは定点あたり患者報告数が先週18.13から今週は18.04と横ばいです。一方で今週、梅毒の報告が3例(今年に入り16例)あり昨年同時期の1.45倍で全国的にも増加しています。梅毒は主に感染者との性的接触により感染し3~6週間程度の潜伏期を経て経時的に様々な症状が逐次出現します。妊婦における梅毒感染は胎児への感染、流産や死産、出生児の先天梅毒のリスクとなります。痛みなどがなくなっても治癒したわけではなく医療機関での治療が必要です。また、梅毒は全数把握疾患です。医療機関において梅毒の届出基準を満たす患者を診察した場合、7日以内にオンライン又はFax(078-322-6763)にて発生届を神戸市保健所までご提出ください。

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週報2023年第05週 公開日:2023年02月08日

市内医療機関からの新型コロナウイルス感染症患者の届出は前週4,836件から今週3,713件(うち発生届683件)対先週比0.77倍と減少傾向です。インフルエンザは定点あたり患者報告数が先週15.44から今週は18.13 対先週比1.17倍と増加が続いています。インフルエンザによる学級閉鎖も全区で報告があります。2月2日に王子動物園内の死亡野鳥(カラス1羽)から鳥インフルエンザの簡易検査陽性が判明し、現在国の機関で確定検査中です。同日、半径10㎞圏内が環境省により「野鳥監視重点区域」に指定され、本市においても「神戸市高病原性鳥インフルエンザ等対策連絡会議」を設置し警戒中です。通常はヒトに感染しませんが、感染した鳥や糞便と濃厚接触をした場合などに極めて稀に感染することがあります。野鳥の死骸を発見した場合は直接触れず、神戸市総合コールセンター(0570-083-330)に電話してください。

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週報2023年第04週 公開日:2023年02月02日

市内医療機関からの新型コロナウイルス感染症患者の届出は前週7,872件から今週4,836件(うち発生届1,009件)対先週比0.61倍と減少傾向です。インフルエンザは定点あたり患者報告数が先週11.73から今週は15.44と増加が続いています。インフルエンザによる学級閉鎖も全区で報告があります。一方で今週、梅毒の報告が3例(今年に入り10例)あり昨年1月の2.5倍で全国的にも増加しております。梅毒は主に感染者との粘膜や皮膚の接触を伴う性的接触により感染し3~6週間程度の潜伏期を経て経時的に様々な症状が逐次出現します。妊婦における梅毒感染は胎児にも感染し、流産や死産、出生児の先天梅毒のリスクとなります。痛みなどがなくなっても治癒したわけではなく医療機関での治療が必要です。保健所では無料・匿名検査を実施しており、症状がある場合の受診先は皮膚科・泌尿器科・産婦人科等です。

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週報2023年第03週 公開日:2023年01月26日

市内医療機関からの新型コロナウイルス感染症患者の届出は前週12,082件から今週7,872件(うち発生届1,611件)と減少,インフルエンザは定点あたり患者報告数が先週7.81から今週11.73(対先週比1.50倍)と増加し流行注意報水準(定点あたり10)を超えました。インフルエンザによる学級閉鎖も全区で報告があり校種も様々(幼小中高)で学年閉鎖もあります。神戸市感染症統合情報システムhttps://kobecity-kmss.jp/にインフルエンザの神戸市内発生状況マップや学級閉鎖状況を掲載しています。定点あたり報告数の多い都道府県は沖縄県38.77福岡県20.59、3番目に大阪府20.46、兵庫県は10番目で12.13となっており九州、関西圏を中心に流行が広がっています。引続き、人混みや繁華街への外出を控える、室内ではこまめに換気する、会話時のマスク着用など感染対策の徹底をお願いします

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月報2022年12月 公開日:2023年01月26日

2022年12月の性感染症(STD)定点からの報告数は、性器クラミジア感染症26件、性器ヘルペスウイルス感染症6件、尖圭コンジローマ3件、淋菌感染症8件です。性器クラミジア感染症の患者が最も多く、全体の傾向としては、過去6か月と比較して横ばいに推移しています。

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週報2023年第02週 公開日:2023年01月19日

市内医療機関からの新型コロナウイルス感染症患者の届出は前週12,226件から今週12,082件(うち発生届2,466件)対先週比0.99倍と横ばい状態です。一方、インフルエンザは、定点あたり患者報告数が先週3.44から今週は7.81(対先週比2.27倍)と増加し、インフルエンザ流行注意報水準(定点あたり10)に近づいています。神戸市感染症統合情報システムhttps://kobecity-kmss.jp/にインフルエンザの神戸市内発生状況マップや学級閉鎖状況を掲載していますのでご参照ください。定点あたり報告数の多い都道府県では、沖縄県33.23、福岡県16.96、7番目に大阪府12.22、9番目に京都府9.6となっており、九州地方、関西圏を中心に流行が広がっています。人混みや繁華街への外出を控える、室内ではこまめに換気する、会話時のマスク着用などこれまで以上に感染対策の徹底をお願いします。

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週報2023年第01週 公開日:2023年01月12日

市内医療機関からの新型コロナウイルス感染症患者の届出は前週11,721件から今週12,226件(うち発生届2,916件)対先週比1.04倍と増加傾向であり、今後の感染状況は引き続き注視していく必要があります。インフルエンザは、定点からの患者報告数が先週の47件(定点あたり0.98)から今週は165件(3.44)と、年始であったにも関わらず、流行の目安(1.0)を越え、流行期に入りました。学校園等の冬休みが明け、1月10日には、速報集計で、市内の57小学校から125人・29中学校から53人のインフルエンザが報告されています。小中学校とも報告のあった学校は、全区にまたがっています。今後、さらに流行が拡大し、新型コロナウイルスとの同時流行が懸念されますので、引き続き基本的な感染症対策の徹底や積極的なワクチン接種をお願いします。

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週報2022年第52週 公開日:2023年01月12日

市内医療機関からの新型コロナウイルス感染症患者の届出は前週12,202件から今週11,721件(うち発生届2,387件)対先週比0.96倍と横ばいの状況です。インフルエンザは定点からの患者報告数が先週の43件(定点あたり0.90)から今週は47件(0.98)と増加し、流行期の目安(1.0)に迫っております。年末年始となり、飲食を伴う集まりは感染リスクが高まります。新型コロナウイルスとインフルエンザの同時流行が懸念される状況ですので、感染防止のために、ワクチン接種、会話時のマスク着用、手指消毒や外出後の手洗い、適度な湿度の保持、十分な休養とバランスの取れた栄養摂取、三密の回避、こまめな換気、体調悪化時の外出を控えることなどを徹底しましょう。また、体調不良時に備えて新型コロナ抗原定性検査キット(研究用ではなく国が承認したキット)や解熱鎮痛薬などを早めに購入しておきましょう。

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週報2022年第51週 公開日:2022年12月28日

市内医療機関からの新型コロナウイルス感染症患者の届出は前週10,748件から今週12,202件(うち発生届2,459件)対先週比1.1倍と増加が続いています。さらにインフルエンザも、定点からの患者報告数が先週の16件(定点あたり0.33)から今週は43件(0.90)と増加し流行期の目安(1.0)に近づきました。学校園は冬休みに入りましたが、年末年始となり、飲食を伴う集まりは感染リスクが高まります。会話時のマスク着用、手指消毒や外出後の手洗い、適度な湿度の保持、十分な休養とバランスの取れた栄養摂取、三密の回避、こまめな換気を徹底し、体調悪化時には外出を控えましょう。冬場は救急医療も含め、医療体制に負荷がかかります。特に年末年始は診療体制が通常とは異なります。体調不良時に備えて新型コロナ抗原定性検査キット(研究用ではなく国が承認したキット)や解熱鎮痛薬などを早めに購入しておきましょう。

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月報2022年11月 公開日:2022年12月22日

2022年10月の性感染症(STD)定点からの報告数は、性器クラミジア感染症26件、性器ヘルペスウイルス感染症7件、尖圭コンジローマ8件、淋菌感染症7件です。性器クラミジア感染症の患者が最も多く、全体の傾向としては、過去6か月と比較して横ばいに推移しています。

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週報2022年第50週 公開日:2022年12月22日

市内医療機関からの新型コロナウイルス感染症患者の届出は前週7,805件から今週10,748件(うち発生届2,221件)対先週比1.4倍とさらに増加しています。インフルエンザも定点からの患者報告数が、先週の4件(定点あたり0.08)から今週は16件(0.33)と増加しており、12月19日には東灘区の高校からインフルエンザによる学年閉鎖の報告がありました。年末シーズンを迎え、これから人が集まる機会が増えることが予想されます。飲食を伴う集まりは感染リスクが高まりますので、会話時にはマスクを着用してください。また、体調悪化時には外出を控えてください。手指消毒や外出後の手洗い、適度な湿度の保持、十分な休養とバランスの取れた栄養摂取、三密の回避、こまめな換気などの基本的感染対策もお願いします。

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週報2022年第49週 公開日:2022年12月15日

市内医療機関からの新型コロナウイルス感染症患者の届出は前週5,820件から今週7,805件(うち発生届1,642件)、対先週比1.3倍と、さらに増加しています。一方でインフルエンザは、定点からの患者報告数が、先週の3件(定点当たり0.06)から今週は4件(0.08)と横ばいの状況でしたが、12月12日には須磨区の小学校から今季2例目のインフルエンザによる学級閉鎖の報告がありました。今後の発生動向に注意が必要です。この先、本格的な寒さが到来し、低温や乾燥により感染症が流行しやすい状況となりますので、流行前のワクチン接種、マスクの適切な着用、手指消毒や外出後の手洗い、適度な湿度の保持、十分な休養とバランスの取れた栄養摂取、三密の回避、こまめな換気などの基本的感染対策の徹底をお願いします。

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週報2022年第48週 公開日:2022年12月08日

市内医療機関からの新型コロナウイルス感染症患者の届出は前週5,065件から今週5,820件(うち発生届1152件)と増加が継続しています。また、11月22日に経口抗ウイルス薬ゾコーバが薬事承認されましたが、重症化リスク因子のない軽症から中等症の患者に投与した場合は発生届の提出は不要となります。インフルエンザについては、先週の段階で関西の感染者数は横ばいの状態でした。神戸市では今週のインフルエンザ感染者数は減少しておりますが、今後の発生動向に注意が必要です。神戸市感染症統合情報システム(URL: https://kobecity-kmss.jp/)にインフルエンザの神戸市内発生状況マップや学級閉鎖状況を掲載していますのでご参照ください。感染防止のために、マスクの適切な着用、手洗い、三密の回避や換気などの基本的感染対策の徹底をお願いします。

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週報2022年第47週 公開日:2022年12月01日

市内医療機関からの新型コロナウイルス感染症患者の届出は前週4,090件から今週5,065件(うち発生届965件)、対先週比1.2倍と増加が継続しています。また、インフルエンザについては先週の段階で定点当たり報告数の多い都道府県順に、京都府0.55(前週0.34)、大阪府0.51(0.48)、東京都0.30(0.21)、沖縄県0.30(-)、奈良県0.22(0.09)、兵庫県0.19(0.15)となっており、関西を中心に流行が広がりつつあることが懸念されます。神戸市では先週の定点当たり0.25(12件)から今週は0.27(13件)とインフルエンザ感染者数は横ばいの状況です。感染防止のために、流行前のワクチン接種、外出後の手洗い、適度な湿度の保持、十分な休養とバランスの取れた栄養摂取、人混みや繁華街への外出を控える、室内ではこまめに換気することが大切です。参考:厚生労働省ホームページ

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月報2022年10月 公開日:2022年12月01日

2022年10月の性感染症(STD)定点からの報告数は、性器クラミジア感染症38件、性器ヘルペスウイルス感染症7件、尖圭コンジローマ4件、淋菌感染症10件です。性器クラミジア感染症の患者が最も多く、全体の傾向としては、過去6か月と比較して横ばいに推移しています。

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週報2022年第46週 公開日:2022年11月24日

市内医療機関からの新型コロナウイルス感染症患者の届出は前週3,527件から今週4,090件(うち発生届916件)、対先週比1.2倍と増加しています。また、インフルエンザについては先週の段階で定点当たり報告数の多い都道府県順に、大阪府0.48、京都府0.34、東京都0.21、兵庫県0.15となっており、関西を中心に流行が広がりつつあることが懸念されます。神戸市では先週の定点当たり0.29(14件)から今週は0.25(12件)とインフルエンザ感染者数は横ばいの状況です。「神戸市感染症統合情報システム(URL: https://kobecity-kmss.jp/)」にインフルエンザの神戸市内発生状況マップや学級閉鎖状況を掲載していますのでご参照ください。インフルエンザの予防接種には発症を予防する効果や発症した場合であっても重症化を防ぐ効果があります。希望される方は早期の接種をお願いします。

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週報2022年第45週 公開日:2022年11月17日

市内医療機関からの新型コロナウイルス感染症患者の届出は前週2,750件から今週3,527件(うち発生届753件)、対先週比1.3倍とさらに増加しています。一方でインフルエンザの定点報告も前週9件から今週14件(定点当たり0.29)と増加しました。また11月10日には中央区の高校から今季初のインフルエンザによる学級閉鎖の報告がありました。感染を防止するために、インフルエンザも新型コロナウイルスと同様に、マスクの適切な着用、手洗い、三密の回避や換気などの基本的感染対策の徹底をお願いします。インフルエンザの予防接種には発症を予防する効果や発症した場合であっても重症化を防ぐ効果があります。今年度より新型コロナワクチンとの同時接種も可能となっています。参考:神戸市ホームページ「インフルエンザに注意しましょう」

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週報2022年第44週 公開日:2022年11月10日

市内医療機関からの新型コロナウイルス感染症患者の届出は前週2,190件から今週2,750件(うち発生届533件)とさらに増加しており第8波到来が懸念されます。この冬は新型コロナウイルス感染症が今夏以上に拡大して季節性インフルエンザと同時に流行し、発熱外来がひっ迫する可能性があります。新型コロナワクチン接種可能な方は、早期の接種をお願いします。インフルエンザワクチンについても、接種を希望される方は早めの接種をお願いします。また、体調不良時に備えて新型コロナ抗原定性検査キット(研究用ではなく国が承認したキット)や解熱鎮痛薬などを早めに購入しておきましょう。
参考:神戸市ホームページ「新型コロナ・インフルエンザの同時流行に備えた抗原定性検査キット・解熱鎮痛薬の事前準備について」
URL:https://www.city.kobe.lg.jp/a00685/943039654657.html

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週報2022年第43週 公開日:2022年11月02日

市内医療機関からの新型コロナウイルス感染症患者の届出は前週1,901件から今週2,190件(うち発生届421件)とさらに増加しています。一方で今週は7月以降途絶えていた日本紅斑熱の届出がありました。日本紅斑熱は病原体を保有するダニに咬まれることで感染し発熱・発疹等を伴い発症します。ダニは野山だけでなく野生動物が出没する畑や草むらにも生息しています。ダニの生息地に入る際は長袖の衣服を着用して袖を手袋の中に入れる、長ズボンの裾を靴下や長靴の中に入れる、首にタオルを巻く、帽子をかぶるなど肌の露出が少なくなるように対策し、虫よけ剤も使用しましょう。令和4年10月31日より厚労省の「感染症サーベイランスシステム」が運用開始となりました。新型コロナウイルス以外の発生届(全数及び定点報告)についてもオンラインで届出が行え、FAXでの届出が不要となります。(当面の間、従来どおりFAX等での届出も可能です。

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週報2022年第42週 公開日:2022年10月27日

市内医療機関からの新型コロナウイルス感染症患者の報告数は前週1,755件から今週1,901件(うち発生届369件)と増加に転じました。一方で、今週のインフルエンザの定点報告は0件ですが、9月より今週までに北区及び垂水区の学校からインフルエンザの患者発生がそれぞれ1件ずつ報告されています。去年の6~12月の神戸市内におけるインフルエンザ患者発生数は0件でしたが、今年は6月からすでに患者が発生しています。現状では患者数は多くはありませんが、今後の感染症発生動向に注意が必要です。流行が始まれば医療機関において風邪症状の患者を診察される際は、新型コロナウイルスとインフルエンザとの鑑別をお願いいたします。また、流行に備えてインフルエンザの検査キットや治療薬等の準備をお願いいたします。

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週報2022年第41週 公開日:2022年10月20日

市内医療機関からの新型コロナウイルス感染症患者の報告数は前週1,879件から今週1,755件(うち発生届334件)と減少が続いています。一方で、今冬においては、新型コロナウイルス感染症は今夏を上回る感染拡大が生じる可能性があり加えて季節性インフルエンザも流行し、より多数の発熱患者が同時に生じる可能性が懸念されています。厚生労働省は、そうした事態にも対応できるよう、「新型コロナ・インフル同時流行対策タスクフォース」を10月13日に設置し、発熱外来・診療・入院体制の強化と治療薬の供給、健康フォローアップセンターの拡充と自己検査キットの確保等の備えを進めるとともに、国民のへの情報提供と重症化リスク等に応じた受療行動の呼びかけを迅速かつ効果的に実施できるよう取り組んでいます。参考:厚生労働省ホームページ「新型コロナ・インフル同時流行対策タスクフォース」

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月報2022年09月 公開日:2022年10月20日

2022年9月の性感染症(STD)定点からの報告数は、性器クラミジア感染症33件、性器ヘルペスウイルス感染症9件、尖圭コンジローマ5件、淋菌感染症13件です。このうち「性器クラミジア感染症10~14歳女1例」は「SNSで知り合い複数名との性的接触あり」との情報提供が報告定点からありました。

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週報2022年第40週 公開日:2022年10月13日

市内医療機関からの報告は前週(感染者数)2,364件から今週(感染者数)1,879件(うち発生届369件)と減少が続いています。一方で10月11日より水際対策の大幅緩和が行われ、入国者数の上限撤廃、個人の外国人旅行客の入国解禁、全ての帰国者・入国者について原則として入国時の検査実施無しとなりました。国内から海外への行き来が増加することで様々な感染症が発生する可能性があります。今週、海外感染例のアメーバ赤痢が1件報告されていますが、海外へ渡航される場合は事前に渡航先の感染症情報をご確認いただき、アメーバ赤痢流行地域では生水、氷、生野菜、カットフルーツなどの食品を喫食しないようにしましょう。
参考:検疫所ホームページ「海外へ渡航される皆さまへ」
https://www.forth.go.jp/news/20220722_00001.html

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週報2022年第39週 公開日:2022年10月06日

9月26日より新型コロナウイルス感染症の発生届が限定化となりました。市内医療機関からの報告は前週(患者届出数)3,616件から今週(感染者数)2,364件(うち発生届445件)と減少が続いています。一方で今週、後天性免疫不全症候群(HIV感染症含む)2例、梅毒8例(前週診断分含む)の報告があり梅毒の今年の累計報告数は9月末で93例と昨年同期70例の1.3倍になっています。全国の報告数も9月4日までで昨年の同じ時期の1.7倍に増加。梅毒は主に感染者との粘膜や皮膚の接触を伴う性的接触により感染し3-6週間程度の潜伏期を経て経時的に様々な症状が逐次出現します。症状が軽快する時期があり痛みなどがなくなっても治癒したわけではなく医療機関での治療が必要です。また終生免疫は得られず再感染する可能性があります。保健所では無料・匿名検査を実施しており、症状がある場合の受診先は皮膚科・泌尿器科・産婦人科等です

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週報2022年第38週 公開日:2022年09月29日

市内医療機関からの新型コロナウイルス感染症患者の届出は前週5,912件から今週3,616件と減少が続いています。一方で腸管出血性大腸菌感染症が2週続いて発生しました。うち1例は小児の発症例で自宅で焼き肉をしていました。腸管出血性大腸菌は感染力が強く菌量が少量でも感染します。毒性が強いため抵抗力の弱い乳幼児・高齢者は重症化することがあり、特に注意が必要です。腸管出血性大腸菌は75℃で1分間以上の加熱で死滅しますので、肉はよく加熱し、肉を焼くときは生肉専用の箸やトングを準備しましょう。秋の行楽シーズンですが、バーベキュー等でもお気をつけください。また、小動物の体表から感染した疑いの事例も報告されています。感染予防のため、動物とは過剰なふれあいをせずに、動物とふれあった後には、必ず、石けんを使用して十分に手洗いを実施しましょう。特に乳幼児等は保護者の方が手洗いを促すなどの注意が必要です。

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月報2022年08月 公開日:2022年09月28日
週報2022年第37週 公開日:2022年09月22日

市内医療機関からの新型コロナウイルス感染症患者の届出は前週8,137件から今週5,912件(対先週比0.73倍)と大幅な減少が続いています。国の新型コロナウイルス感染症対策本部において「Withコロナに向けた新たな段階への移行」が決定され、9月26日(月曜)から新型コロナウイルス感染症の発生届の全数届出の見直しが全国一律で適用されることになりました。神戸市では、患者自らがオンラインで個人情報や基礎疾患等を登録する仕組み「陽性者登録フォーム」を自宅療養フォローアップセンターに新たに設け、フォローアップ体制を強化します。届出対象外となる方の症状悪化時に保健所が迅速に対応するために、できるだけ多くの方に登録をお願いします。届出対象となる方も、届出対象外となる方も、市民一人ひとりの状況に応じてしっかりフォローしてまいります。

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週報2022年第36週 公開日:2022年09月15日

市内医療機関からの新型コロナウイルス感染症患者の届出は前週11,396件から今週8,137件と大幅な減少が続いています。一方でインフルエンザについては、世界的に北半球の冬季インフルエンザ流行予測の参考とされるオーストラリアで2022年4月以降に患者数が増加し大流行となったことから、日本でも今年の冬にインフルエンザが流行することが懸念されています。市内では今年第27週(7/4~7/10)以降、定点内外の医療機関からインフルエンザ患者報告が断続的に続いており、7/11にはインフルエンザウイルスA/H3型を検出しています。9/5以降2022/2023シーズンのインフルエンザ施設別発生状況調査が開始となりました。神戸市内の私立・県立学校園施設においてインフルエンザ様疾患による学級閉鎖等臨時休業措置をされた場合にはご報告をいただきますようお願いいたします。

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週報2022年第35週 公開日:2022年09月08日

市内医療機関からの新型コロナウイルス感染症患者の届出は前週18,735件から今週11,396件と減少が続いています。9月7日付厚生労働省事務連絡において新型コロナウイルス感染症患者の療養期間等が見直されました。
有症状患者(※)は発症日から7日間経過かつ症状軽快後24時間経過した場合に8日目から解除可能、無症状患者は従来通りの療養期間ですが、5日目に検査キットによる検査で陰性を確認した場合には6日目に解除可能となります。ただし、有症状患者は10 日間、無症状患者は7日間が経過するまでは感染リスクが残存することから、自主的な感染予防行動の徹底をお願いします。
神戸市HP及び厚生労働省の事務連絡をご参照ください:https://www.mhlw.go.jp/content/000987035.pdf
※現に入院中の方、高齢者施設入所者、人工呼吸器等による治療を行った方は従来通りの療養期間です。

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週報2022年第34週 公開日:2022年09月01日

市内医療機関からの新型コロナウイルス感染症患者の届出は前週20,655件から今週18,735件と減少しておりますが、9月からの新学期シーズンの影響が今後あらわれる可能性があります。引続き三密を避け、手洗いや屋内でのマスク着用、換気などの感染対策を十分に行ってください。
一方で、手足口病の定点医療機関からの患者報告が乳幼児を中心に増えています。先週と今週は連続で1定点当たりの報告数が1を超えており、今後も増加する可能性があります。手足口病は基本的に予後良好ですが、稀に急性脳炎など重症化する場合があるため注意が必要です。手足口病の原因となるエンテロウイルスはアルコール消毒に抵抗性の高いノンエンベロープウイルスのため、消毒には次亜塩素酸ナトリウム等をご使用ください。また、治った後も長期間、便中にウイルスが排出されますので、おむつ交換後の手洗い・消毒を適切に行いましょう。

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週報2022年第33週 公開日:2022年08月25日

市内医療機関からの新型コロナウイルス感染症患者の届出は前週20,486件から今週20,655件とわずかながら再度増加に転じました。一方で今週、梅毒の報告が6例あり今年の累計報告数は75例となり昨年同期の1.2倍になっています。全国の報告数も8月7日までで昨年の同じ時期の1.7倍に増加しています。梅毒は、主に感染者との粘膜や皮膚の接触を伴う性的接触により感染し3-6週間程度の潜伏期を経て経時的に様々な症状が逐次出現しますが、症状が軽快する時期があり痛みなどがなくなっても治癒したわけではなく、医療機関での治療が必要です。また、終生免疫は得られず再感染する可能性があります。参考:IDWR 2021年第47号<注目すべき感染症> 梅毒 https://www.niid.go.jp/niid/ja/syphilis-m-3/syphilis-idwrc/10826-idwrc-2147.html

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週報2022年第32週 公開日:2022年08月18日

市内医療機関からの新型コロナウイルス感染症患者の届出は前週23,706件から今週20,486件と減少に転じましたが、重症者数は増加を続けているため市内医療機関の入院病床数はひっ迫状況が続き入院がしにくい状況です。今後もお盆シーズンの人の移動の影響があらわれる可能性もあり、重症化リスクの高い方(高齢者、妊婦、透析患者、基礎疾患がある方など)で3回目のワクチン接種から5カ月が経過している方のうち、4回目の新型コロナウイルスワクチン接種がまだの方は、接種をご検討ください。重症化リスクが高く60歳未満の方は、接種券を申請してください。
参考:神戸市ホームページ「こうべE-mail接種券について」 https://www.city.kobe.lg.jp/a73576/kenko/health/infection/protection/vaccine-4th/email.html

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週報2022年第32週 公開日:2022年08月18日

市内医療機関からの新型コロナウイルス感染症患者の届出は前週23,706件から今週20,486件と減少に転じましたが、重症者数は増加を続けています。お盆シーズンの人の移動の影響が今後あらわれる可能性もあり、市内医療機関の入院病床数はひっ迫状況が続き入院がしにくい状況です。
重症化リスクの高い方(高齢者、妊婦、透析患者、基礎疾患がある方など)で3回目のワクチン接種から5カ月が経過している方のうち、4回目の新型コロナウイルスワクチン接種がまだの方は、接種をご検討ください。重症化リスクが高く60歳未満の方は、お手数をおかけしますが接種券をご申請ください。
参考:神戸市ホームページ「こうべE-mail接種券について」 https://www.city.kobe.lg.jp/a73576/kenko/health/infection/protection/vaccine-4th/email.html

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週報2022年第31週 公開日:2022年08月11日

市内医療機関からの新型コロナウイルス感染症患者の届出は前週21,786件から今週23,706件と感染拡大継続中です。引続き三密を避け手洗いや必要時のマスク着用等感染対策を十分に行い、いざという時に10日間不自由なく自宅で過ごせるように、日頃から食料品や日用品、常備薬などを備えておきましょう。8月4日から神戸市オンライン確認センターを新たに設置し、基礎疾患のない20歳代の軽症の方に抗原検査キットの送付、薬の配布を実施していますが、発熱外来、救急外来のひっ迫の現状を踏まえて、更に60歳未満(未就学児除く)の方に対象年齢を拡大します。基礎疾患のない6歳~59歳で症状が軽症の方は、抗原検査キットの申込みを行っていただき基本的に医療機関での受診を控えていただきますようお願いします。詳しくはホームページ「オンライン確認センター(新型コロナ疑いの60歳未満(未就学児を除く)の方へ)」をご確認ください。

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週報2022年第30週 公開日:2022年08月04日

市内医療機関からの新型コロナウイルス感染症患者の届出は、前週16,947件から今週21,786件と、第6波のピーク時の1.7倍を超えて感染拡大が継続しています。
8月1日より患者数の増加に伴い重症化リスクの高い方への対応等を最重点化するため、無症状・軽症の方への保健所からの電話連絡は行わないようにします。自宅療養中の方で体調の悪化に不安を感じた方は、自宅療養フォローアップセンターにご相談ください。
(参考)神戸市ホームページ 自宅療養フォローアップセンター電話番号一覧:
https://www.city.kobe.lg.jp/a73576/kenko/health/infection/protection/tel.html

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週報2022年第29週 公開日:2022年07月28日

市内医療機関からの新型コロナウイルス感染症患者の届出は、前週9,865件から今週16,947件と、急激な感染拡大が継続しています。7月22日から濃厚接触者の自宅待機期間が短縮されました。7月22日時点で、すでに濃厚接触者となっている方も含みます。①自宅待機期間は、感染者との最終接触日から原則5日間(6日目解除)②感染者との最終接触日から2・3日目に抗原定性検査キットで陰性が確認できた場合、3日目から自宅待機解除が可能(抗原定性検査キットは自費検査になります)。①②いずれの場合も7日間が経過するまでは健康観察等が求められています。 サル痘について7月23日WHOは最高度の警告である「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言しました。7月25日には国内初の患者が東京都で確認されています。今後、サル痘と思われる症例を診察された場合は保健所にご連絡ください。

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週報2022年第28週 公開日:2022年07月21日

市内医療機関からの新型コロナウイルス感染症患者の届出は、前週4,515件から今週9,865件と、非常に早いスピードで感染が拡大しています。三密や大声を出す場面を避け、手洗いや会話時等のマスク着用などの感染対策を十分に行ってください。エアコン使用中もこまめな換気をしましょう。また、ワクチン接種4回目の対象者で希望される方、3回目がまだの方は、できるだけ早く接種を受けてください。
高齢者施設等において、新型コロナウイルス感染症のクラスターの発生が続いています。施設職員の皆さまがウイルスを持ち込まない対策等の感染対策を引続きお願いします。神戸市ホームページ「身近で陽性患者が発生した方」など参考に:https://www.city.kobe.lg.jp/a73576/kenko/health/infection/protection/corona/flowchart_portal.html

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週報2022年第27週 公開日:2022年07月14日

市内医療機関からの新型コロナウイルス感染症患者の届出は、前週2,291件から今週4,515件とほぼ倍増しています。引続き三密を避け、手洗いや屋内でのマスク着用などの感染対策を十分に行ってください。神戸市で実施しているゲノム解析の結果、7月8日に市内で初めてオミクロン株のBA.2.75系統の変異株感染例を1例確認しました。国立感染症研究所からの報告によると、7月8日時点で、検疫を除き国内初の検出です。一方で今週は、インフルエンザ定点から3例の報告と、定点以外の医療機関2か所から迅速診断キットでインフルエンザA型陽性の患者を診断した旨の連絡がありました。医療機関におかれましては、インフルエンザの可能性も念頭において、診察していただきますようお願いします。

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週報2022年第26週 公開日:2022年07月07日

市内医療機関からの新型コロナウイルス感染症患者の届出は、前週1,443件から今週2,291件と増加しています。一方で今週、腸管出血性大腸菌感染症の報告が3例ありました。うち1例は3歳の小児のHUS(溶血性尿毒症症候群)発症例で、焼肉の喫食歴がありました。腸管出血性大腸菌は感染力が強く、菌の量が少量でも感染します。毒性が強いため、抵抗力の弱い乳幼児・高齢者や免疫力の低下している人は、重症化することがあり、特に注意が必要です。腸管出血性大腸菌は75℃で1分間以上の加熱で死滅しますので、肉はよく加熱しましょう。また、肉を焼くときは生肉専用の箸やトングを準備し、自分が食べる用の箸で生肉に触れないように注意しましょう。(参考)リーフレット「家庭でできる食中毒予防」https://www.city.kobe.lg.jp/documents/42342/20220617-6.pdf

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週報2022年第25週 公開日:2022年06月30日

市内医療機関からの新型コロナウイルス感染症患者の届出は、前週1,238件から今週1,443件と増加に転じました。神戸市では新型コロナウイルス感染症の新たな変異株について「BA.4/BA.5系統に対応した新たな変異株ゲノムサーベイランス体制」を構築して監視を行っていますが、6月16日に初のBA.5系統の変異株感染例を確認して以来、これまでに15例のBA.5系統を確認しており増加傾向です。BA.5系統は南アフリカやポルトガルで流行しており、重症度については評価に必要な情報が十分ではありませんが、感染力はBA.2系統よりも高く、免疫逃避も高い可能性が示唆されています。新たな変異株であっても、感染対策は従来と同様です。これからの夏季休暇シーズンを控え、感染を防止するためには引続き三密を避け、手洗いや屋内でのマスク着用などの感染対策を十分に行ってください。

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月報2022年05月 公開日:2022年06月23日

2022年5月の性感染症(STD)定点からの報告数は、性器クラミジア感染症32件、性器ヘルペスウイルス感染症7件、尖圭コンジローマ4件、淋菌感染症11件です。性器クラミジア感染症の患者が最も多く、全体の傾向としては、過去6か月と比較して横ばいに推移しています。

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週報2022年第24週 公開日:2022年06月23日

市内医療機関からの新型コロナウイルス感染症患者の届出は、前週1,329件から今週1,238件と減少が続いています。一方で今週、令和元年以来3年ぶりにA型肝炎の届出がありました。A型肝炎は、糞便から排泄されたウイルスに汚染された食品により経口感染し、2~7週間の潜伏期間を経て急な発熱などで発症します。また、性的接触による感染も報告されています。ほとんどは1~2カ月で肝機能が正常化しますが、成人は小児よりも症状が現れやすく、高齢者では重症度と死亡率が高くなります。65歳以上は抗体を保有していることが多いですが、50歳以下の抗体保有率は急激に低下するため、流行している地域に渡航する際は注意が必要です。有効な予防法として、ワクチン接種があります。A型肝炎ワクチンは2~4週間の間隔で2回接種する必要があるため、流行地域に渡航予定の方は、渡航前にワクチンを接種しましょう。

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週報2022年第23週 公開日:2022年06月16日

市内医療機関からの新型コロナウイルス感染症患者の届出は、前週1,501件から今週1,329件と減少が続いています。一方で今週、日本紅斑熱の届出がありました。日本紅斑熱は、病原体を保有するダニに咬まれて発症し、重症化する場合もあります。ダニは野山だけではなくイノシシなど動物が来るような畑や草むらにも生息しています。ダニの生息地に入る際は長袖の衣服を着用して袖を手袋の中に入れる、長ズボンの裾を靴下や長靴の中に入れて首にタオルを巻き、帽子をかぶるなど肌の露出が少なくなるように対策し、虫よけ剤も使用しましょう。また、水分補給や暑い時間帯の活動量を調整するなど熱中症対策も併せて行いましょう。家の中にダニを持ち込んだと思われる感染例も報告されているため、屋外活動後はなるべく上着を玄関外で脱ぎ、脱いだ衣服はすぐに洗濯するかナイロン袋に入れて口を縛り、すぐに入浴して着替えるなどの対策をしましょう。

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週報2022年第22週 公開日:2022年06月09日

市内医療機関からの新型コロナウイルス感染症患者の届出は、前週2,264件から今週1,501件と減少が続いています。これから梅雨の時期には屋内での活動が増える場合がありますが、換気の状態が悪くなると感染リスクが高まります。マスク着用だけでなく24時間換気設備や換気扇等を活用し、天気の良い日はもちろん、雨の日にも換気を心がけましょう。また、新型コロナウイルス感染症は生活習慣病のある方がそうではない方に比べて重症化しやすく、療養終了後も後遺症に悩むことが多く報告されています。普段から、生活を整え生活習慣病を予防することで、重症化しにくい身体をつくりましょう。詳しくはホームページ「感染症にかからないために」をご確認ください。https://www.city.kobe.lg.jp/a00685/kenko/health/infection/protection/corona2/corona.html

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週報2022年第21週 公開日:2022年06月02日

市内医療機関からの新型コロナウイルス感染症患者の届出は、前週3,006件から今週2,264件と減少しました。このたび、新型コロナウイルス感染症基本対処方針でマスクの着用について、改めて考え方が示されました。屋内では、原則マスク着用を推奨していますが、2mの身体的距離を確保し会話をほとんど行わない場合(図書館での読書や芸術鑑賞など)は、マスク着用は必要ありません。屋外においては、原則マスク着用は必要ありませんが、2mの距離を確保できず会話をする場合のみマスクの着用を推奨しています。一方、2歳未満のこどもは、引き続きマスクの着用は奨めません。また、2歳以上就学前のこどもには、他者との身体的距離にかかわらず、マスク着用を一律には求めないことしています。引き続き、適切な感染防止対策を行っていただきますようご協力をお願いいたします。

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週報2022年第20週 公開日:2022年05月26日

市内医療機関からの新型コロナウイルス感染症患者の届出は、前週3,451件から今週3,006件とわずかに減少しました。一方、今週、デング熱の届出が1例ありました。医療機関および保健所の聞き取りでは、海外(フィリピン)での感染が推定されています。東南アジアや南米ではデング熱やジカ熱などの蚊媒介感染症が流行している地域があり、フィリピンでは、国全土でデング熱が流行しています。海外渡航を予定される方は、渡航先の流行状況を調べ、適切な予防対策をとりましょう。蚊媒介感染症は、感染してからの治療よりも、蚊に刺されないための対策が重要です。国内での感染事例は報告されていませんが、屋外の蚊が多くいる場所で活動する場合は、できるだけ肌を露出せず、虫よけ剤(ディートやイカリジン)を使用するなど、蚊に刺されないよう注意してください。

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月報2022年04月 公開日:2022年05月19日

2022年4月の性感染症(STD)定点からの報告数は、性器クラミジア感染症37件、性器ヘルペスウイルス感染症5件、尖圭コンジローマ6件、淋菌感染症13件です。性器クラミジア感染症の患者が最も多く、全体の傾向としては、過去6か月と比較して横ばいに推移しています。

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週報2022年第19週 公開日:2022年05月19日

市内医療機関からの新型コロナウイルス感染症患者の届出は、前週2,610件から今週3,451件と増加しております。引続き三密を避け、手洗いやマスクの着用など感染対策を十分に行ってください。ただし、熱中症予防のため屋外で十分に人との距離を取れる場合はマスクを外してもかまいません。一方、今週3件のレジオネラ症の届出がありました。レジオネラ属菌は、河川、温泉、土壌などに生息している細菌で、汚染されたエアロゾル(細かい霧やしぶき)や土ぼこりの吸入などにより感染し発症します。感染源として浴槽水が多く報告される中で、園芸や山歩きが疑われる例もあります。潜伏期間は2~10日で、肺炎などの症状がみられ、軽症例もあるものの適切な治療がされない場合は命にかかわることもあります。感染対策として、浴室はシャワーヘッドも含めて十分に清掃を行い、園芸の際や土ぼこりのある環境ではマスクを着用しましょう。

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週報2022年第18週 公開日:2022年05月12日

市内医療機関からの新型コロナウイルス感染症患者の届出は、前週2,866件から今週2,610件と減少していますが、依然として高い水準です。また、国内では患者数が増加している地域もあります。引続きマスクの着用、手洗い、手が触れる部分の消毒、換気、三密の回避等の感染対策をお願いします。
職場等におかれましては、体調に不安のある従業員等が休みやすい環境づくりの推進をお願いします。連休中に移動や外食をされた方は、特に体調管理に気を配り、発熱や風邪症状が生じた場合は、まずはかかりつけ医に電話で相談し、指⽰に従って受診してください。かかりつけ医での診療が難しい場合は、診療可能な医療機関を案内してもらいましょう。かかりつけ医がなく、どこに受診すればよいかわからない場合は、新型コロナウイルス専用健康相談窓⼝(078-322-6250、⼟⽇祝を含む24時間対応)へご相談ください。

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週報2022年第17週 公開日:2022年05月12日

今週、R4年最初の腸管出血性大腸菌感染症の報告が1例ありました。無症状、職場の定期検便による探知で、生センマイの喫食歴がありました。腸管出血性大腸菌は感染力が強く、菌の量が少量でも感染し、無症状の方からも感染します。毒性が強いため、抵抗力の弱い乳幼児・高齢者や免疫力の低下している人は、重症化することがあり、特に注意が必要です。食肉類を生で食べるのはやめましょう。腸管出血性大腸菌は75℃で1分間以上の加熱で死滅しますので、食肉も加熱して食べる限り、安全です。また、これまでに、ふれあい動物イベント、搾乳体験、反芻動物の糞便に汚染されたウサギ等の小動物の体表から感染した疑いの事例も報告されています。感染予防のため、動物とは、キス等の過剰なふれあいをしない、動物の糞便には触れない、動物とふれあった後には、必ず、石けんを使用して十分に手洗いをする等、とくに乳幼児等は保護者による十分な注意が必要です。

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週報2022年第16週 公開日:2022年04月28日

市内医療機関からの新型コロナウイルス感染症患者の届出は、前週4,124件から今週3,556件と減少していますが、依然として高い水準です。これからゴールデンウイークを迎え、人の移動や人が集まる機会が増えます。これまでも大型連休に感染が拡大してきたことから、リバウンドを防ぐためにも、引続きマスクの着用、手洗い、手が触れる部分の消毒、換気、三密(密閉・密集・密接)の回避等の感染対策をお願いします。<医療機関への依頼>原因不明の小児の肝炎についてイギリスを中心に欧州諸国や米国で報告が相次いでおり、4月25日には国内においても疑いのある患者が発生したと厚生労働省より発表されています。医療機関においてWHOによる小児の原因不明の急性肝炎の暫定症例定義を満たす急性肝炎患者を診察された場合には、情報提供をお願いいたします。神戸市保健所078-322-6789

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週報2022年第15週 公開日:2022年04月21日

野鳥の高病原性鳥インフルエンザ検査(環境省)において、陽性件数が2018年秋以降2シーズンは0件でしたが、2020年シーズンは58件、2021年シーズン(2022年4月19日まで)は79件と増加しています。今シーズンの検査(農林水産省及び環境省)において兵庫県や近隣府県の家きんや野鳥から高病原性鳥インフルエンザが検出されています。鳥インフルエンザは、A型インフルエンザウイルスによる鳥類の感染症です。通常はヒトに感染しませんが、感染した鳥や糞便と濃厚接触をした場合などに極めて稀に感染することがあります。日本でのヒトへの感染事例はありませんが、エジプトやインドネシアにおいてヒト感染事例があります。遺伝子の変異により新型インフルエンザとしてヒトの間で流行が起こる可能性もあります。野鳥の死骸や糞便には直接触れないようにしましょう。野鳥の大量死を見つけたら:078-742-8327神戸農林振興事務所

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月報2022年03月 公開日:2022年04月21日

2022年3月の性感染症(STD)定点からの報告数は、性器クラミジア感染症36件、性器ヘルペスウイルス感染症5件、尖圭コンジローマ6件、淋菌感染症11件です。性器クラミジア感染症の患者が最も多く、全体の傾向としては、過去6か月と比較して横ばいに推移しています。

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週報2022年第14週 公開日:2022年04月14日

市内医療機関からの新型コロナウイルス感染症患者の届出は、前週3,976件から今週4,497件と増加が続いています。この増加が第7波につながることを防ぐためにも①会話をするときはマスクをする、②飲食などで会話をするときは、斜めに座る、横に座るときはひとつ席を開ける等1m以上の距離をとる、大声を出さないといった対策を今一度よろしくお願いします。これから夏に向けて気温が高くなりますので、熱中症予防のためには屋外で人と2m以上の十分な距離を取れる場合にはマスクを外しても構いません。また、夏以外の季節でも意識をして水分補給も心がけましょう。詳細はリーフレットをご確認ください。https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10600000-Daijinkanboukouseikagakuka/0000212506.pdf

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週報2022年第13週 公開日:2022年04月07日

市内医療機関からの新型コロナウイルス感染症患者の届出は、前週3,796件から今週3,976件とわずかながら増加しました。引続き三密を避け、手洗いやマスクの着用など感染対策を十分に行ってください。暖かくなり、登山など野外活動をする機会が増えることが予想されます。野外に生息するマダニは、日本紅斑熱や重症熱性血小板減少症候群(SFTS)等の感染症を媒介することがあります。感染すると、数日~2週間後に発熱・発疹等の症状が現れ、死に至るケースもあります。マダニは、イノシシやシカ等の野生動物が出没する環境に多く生息しており、一年を通して活動をしていますが、気温が15度以上になる4月~10月に活動が盛んになります。野外活動時には長袖、長ズボンを着用し、虫よけ剤を使用しましょう。また、野外活動後はすぐに入浴し、頭や体をよく洗いましょう。

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週報2022年第12週 公開日:2022年03月31日

市内医療機関からの新型コロナウイルス感染症患者の届出は、前週4,623件から今週3,796件と緩やかな減少が続いています。しかし、全国的にみると、地域によっては感染者数が増加しており、このまま感染者数が下がりきらないまま第7波につながることが懸念されます。さらに、年度替わりの時期を迎え、人の移動や会食等の機会が増えます。進学、就職、転勤等で新しい環境に身を置く方も多いと思いますが、発熱、咳等の症状があれば無理をせず休み、医療機関を受診しましょう。また、職場等におかれましては、体調に不安のある従業員等が休みやすい環境づくりの推進をお願いします。これまでこのような機会に感染が拡大してきたことから、気を緩めず、引続き感染対策をお願いします。

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週報2022年第11週 公開日:2022年03月24日

市内医療機関からの新型コロナウイルス感染症患者の届出は、前週5,903件から今週4,623件と減少が続いていますが、第5波の最も多かった週(2021年8月23日~29日)の2,117件と比較すると、依然として高い水準です。まん延防止等重点措置は解除されましたが、市民のみなさまには感染対策の継続をお願いします。一方、今週、四類感染症(一~三類感染症以外で、主に動物等を介してヒトに感染する感染症の分類)であるE型肝炎の届出がありました。E型肝炎は、E型肝炎ウイルスの感染により、平均6週間の潜伏期の後に発熱、消化器症状、肝機能の悪化等の症状が現れます。主な感染経路は経口感染で、豚肉やシカ及びイノシシ等の野生動物の肉等、E型肝炎ウイルスに汚染されている可能性がある食物の摂取等により感染します。E型肝炎ウイルスは加熱すれば感染性を失うため、調理の際は中心部まで十分に加熱しましょう。

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