感染症サーベイランス
病原体検出状況 統計情報
定点医療機関からの急性呼吸器感染症(ARI)患者報告数は先週3389人(96.83/定点)から今週3195人(91.29/定点)対先週比0.94倍。新型コロナウイルス感染症は先週15人(0.43/定点)から今週9人(0.26/定点) 。インフルエンザは、先週1400人(40.00/定点)から今週1318人(37.66/定点)と先週より減少しました。基幹定点医療機関における新規の新型コロナ入院患者数は先週3人から今週2人、インフルエンザ入院患者数は先週14人から今週21人。インフルエンザによる学級閉鎖等の報告は先週106件から今週95件、対先週比0.90倍。百日咳の届出は先週8例から今週6例(今年の累計は1,336例)。人が集まる機会も増え、感染症が流行する季節です。インフルエンザをはじめとする急性呼吸器感染症の予防には、マスクの適切な着用、手洗い、三密(密閉・密集・密接)の回避や換気などの基本的感染対策の徹底、また、日頃から体の抵抗力を高めるために、十分な休養とバランスのとれた栄養摂取が大切です。体調不良の際は外出を控え、インフルエンザと診断された場合には解熱後2日程度までは外出を控えましょう。参考:厚生労働省「令和7年度今冬の急性呼吸器感染症(ARI)総合対策」