感染症サーベイランス
病原体検出状況 統計情報
定点医療機関からの急性呼吸器感染症(ARI)患者報告数は、先週2,276人(65.03/定点)から今週2,475人(70.71/定点)対先週比1.09倍。新型コロナウイルス感染症患者報告数は先週26人(0.74/定点)から今週25人(0.71/定点) 対先週比0.96倍、基幹定点医療機関における新規の新型コロナ入院患者数は先週8人から今週5人。インフルエンザは先週26人(0.74/定点)から今週11人(0.31/定点) 対先週比0.42倍、新規の入院患者数は先週1人から今週0人。インフルエンザによる学級閉鎖の報告1件。百日咳の届出は先週66例から今週39例(今年の累計は560例)。一方、「リンゴ病」と呼ばれることもある「伝染性紅斑」の報告数が全国的にも過去10年間で最多の状況となっており、市内定点医療機関からの患者報告数は先週35人(1.75/定点)から今週49人(2.45/定点)対先週比1.14倍。妊娠中に感染すると胎児異常や流産のリスクとなることがあるため、かぜ症状がある方との接触をできる限り避け、こまめな手洗い等の基本的な感染予防をしましょう。また、かぜ症状のある人は外出を控え、せきやくしゃみをする時には口と鼻をハンカチ等でおおうなどの「咳エチケット」を心がけることが大切です。参考: 厚生労働省「伝染性紅斑」